高齢・障がい部門　R4.03.18　人財育成研修プロジェクトよりお知らせ

社会福祉法人成光苑では、スタッフ一人ひとりが、その能力を最大限に発揮できるよう多様な人財や多様なキャリアに応じた人財育成研修体制を構築しております。毎年度、キャリア別の研修体制（ファーストステージ研修：入職１年目、ネクストステージ研修：入職２年目以降、キャリアアップ研修Ⅰ：一般職、キャリアアップ研修Ⅱ：主任・係長級、キャリアアップ研修Ⅲ：部課長・施設長級）を開催しております。講師は外部講師（有限会社レイズの増田知乃様）をお迎えし開催しています。

今年度は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、オンライン研修（ZOOM）となりました。

【ファーストステージ研修】

新任スタッフ（京都府・大阪府の法人内の33名）を対象に、福祉人としての職業人の在り方や、挨拶・報連相、ビジネスマナー、接遇等について学びを深めました。成光苑の新たなスタッフの今後の飛躍に大きな期待をいたします。成光苑としても新たな仲間も加え、よりよりサービス提供ができるよう取り組んでまいります。

【ネクストステージ研修】

成光苑の新任スタッフを育成できるスキルを身につけること、エビデンスに基づいたケアが実践できること、関係者と良好な関係を築けるスタッフとなるため等を目的とし、スタッフ（京都府・大阪府の法人内の22名）を対象に、研修開催いたしました。具体的には今後リーダーシップを発揮するために必要な人間関係や信頼関係の形成を考え、チーム力をアップするスキルを身につける研修内容です。講師より、自分自身を知ることを通して、他者との違いを知り、自己コントロールに結びつけ、相手や状況に応じた対応をすることが大切と学びました。講義の中でエゴグラム分析表を使用し、自分の性格を知り、自分を理解するきっかけになりました。今回の研修で、自分自身の価値に気づき、また振り返ることで自分自身を高め、チームを向上させるように、これからの業務に励んでいただきたいと思います。

【キャリアアップⅠ研修】

一般職スタッフを対象にスタッフ（京都府・大阪府の法人内の17名）を対象に、基本的な担当職務並びに職務責任の要件に基づいて自身に求められる課題や知識を習得することを目的に開催いたしました。ZOOMでの受講形式にも慣れ、チャット機能やブレイクアウトルームを活用。講師や他の受講者とのコミュニケーションをとりながらの研修は、充実感も得れたようです。「自立と自律」「課題分析力」「俯瞰的なものの見方」「yes・andを取り入れた信頼関係の構築」「先輩職員像とチェレンジ」自分の強みに気づき、課題をみつけてチェレンジする。知識を身に着け実践してこそ「仕事を通じて人間的にも成長する」成光苑が求めるスタッフ像。これらのことを演習等を通じて研修を行いました。

【キャリアアップⅡ研修】

主任・係長級等のリーダースタッフ（京都府・大阪府の法人内の92名）を対象に課題解決法ややシナリオプランニングを学びました。　介護現場のリーダー職員が、昨今の新型コロナウイルス感染症の対応の中、新たな学びを得るために、仲間とともに意見交換し、自己成長を促すよい研修となりました。

次年度はオンライン研修のメリット・デメリットを分析しながら効果的かつ満足度が高く学びがおおくあるよう、今後も人財育成研修プロジェクトでは検討を重ね、さらに顧客の満足度が向上するよう取り組んで参ります。